続・自立学習への道 ~勉強する目的を作る~
世の中には大人が特に教えなくても自立学習ができるようになっている例ってありますよね?
今回はそんな例を思いつくまま、簡潔に分析してみました。
中学生以上のお子さんをお持ちの親御さんは3からが本題になると思います。
1.勉強が好きな子 ~できるようになるのが楽しい~
何かができるようになるのが快感って子ですね。できるようになったことでほめてもらいたいってのもあるんでしょうが、その場合は親御さんがおそらくリアクション上手なのでしょう。お話を伺ってみたいものです。
できるようになりたいので自然と「ちゃんとできてる」ことが多く、2か月に1度くらいの経過観察でよいでしょう。
2.勉強が好きな子 ~知的好奇心が止まらない~
小学校低学年や理科社会が好きな子に多い特徴かと思います。
特に反復学習とかを意識してやらずとも覚えちゃってるんですよね。
小さいころに熱中できる何か(例えば電車とかポケモンとか昆虫とか宇宙とかを大人顔負けのレベルで知っている子、たまにいますよね)に出会えてることが多いんじゃないかと推測してます。
しかしこのタイプ興味がわかないことには無関心になりがちなので注意は必要です。
さて、ここからは中学生からでも使える話
3.目的がある子
さして勉強が好きなわけでもないという子でも目的の有無は大きな差を生みます。
このときの【目的】は何でもよいのです。親御さんが作ってください。
私の場合は「好きなこと(部活)をやる権利を維持するため」でした。
(何かを新たに与える系、すでにあるものを維持する系、目的は大きく二つに分かれると思いますが個人的には後者がおすすめです。現状からのプラスの支出が必要ありませんから。)
これはアメとムチを親主導で与えられる事が良いところです。
例えば、、、
「中学生になったからスマホ使えるようにしたけど、定期テストで5科目400点未満だったら次のテストまで1日30分までの制限かけるからね。」
というような感じです。
この場合”アメ”はスマホが今まで通り使えること。ムチは制限がかかることですね。
ポイントは明確に数字で基準を設定すること。達成できなかった場合、情けはかけない(かけても1回だけ)こと。の2点です。
もちろん「〇〇高校合格!!」とかが本来目的としては健全なのかもしれませんがそれを中3以外に求めるのは酷だと思います。
ご褒美や得るものナシに頑張ることは大人も子供もできませんからね!!
勉強の優先順位が高く設定されていることがほとんどでした。
ほかの誰でもない親御さんが「勉強は適当でいい」というような態度をチラリとも見せないというのは結構大事な鍵なんです。
頑張って結果が出せれば自分の希望がかなっていくという経験は長い目で見てもプラスなはずです。
お子さんの成績等が心配な方、ぜひお子さんに「勉強する目的」を作りましょう!!
学習道場ラプラス
住所:新子安1-9-2
電話:080-7955-2812
浦中、錦台中、子安小が対象の学習塾。
0コメント