ラプラスのめだかの話・・・

半分塾長の趣味で、半分夏休みの自由研究のためにめだかを飼っています。メダカはペットとして非常に飼いやすく、維持管理も安価で済みます。

小さめの水槽1つなら小学生のお子様でも管理できますよ!

今どんなめだかが教室にいるのかは店先のホワイトボードにも出しております。ぜひご覧ください。

以下にメダカの飼い方をまとめました。ぜひ楽しいメダカライフを!!


~~導入編~~

1、メダカ達をおうちに連れ帰ってきたらまず水合わせです。バケツ等に水を張り、そこに袋ごとメダカを浮かべてください。袋の内外の水温差がなくなるまで15分ほど放置しましょう。
2、次は水質合わせです。袋の水を半分捨てたら、そこにバケツの水を入れて10分放置、これをあと2回繰り返したら袋の水を出来るだけ入れないように容器にメダカを移しましょう。
3、すぐにエサをあげたいところですがメダカ達は移動のストレスでぐったりしていますので代わりに水量の0.2%くらいの塩を入れてリラックスさせてあげて下さい。メダカの匹数✖2ℓくらいまで0.2%食塩水を追加したらそのまま48時間くらい放置してください。
4、そろそろメダカ達も腹ペコのはずです。餌を少しずつあげてみて下さい。食いつきがよければおおむね成功です!

~~日々のメンテナンス編~~

〇水換えの頻度とやり方・・・メダカの匹数=リットル数(例18匹=18リットル)の場合

夏なら2日に一回半分から1/3換水、春秋なら3~4日に半分から1/3換水が基本かなと思います。水を抜く時は100均にも売っている水替えポンプや水作の「プロホース」で水槽の下の方の水を抜くようにしましょう。このときそこに残っているフンやごみ等も排出できるとなおヨシです。メダカの数が水量に対して少ない時は頻度を減らしても大丈夫です。逆に多い時(過密飼育の時)は毎日1/3換水でもいいかもしれません。

〇餌やりについて

生かすだけなら毎日1回のエサやりで十分です。5月から9月頃、繁殖のために卵をどんどん産んで欲しい場合は朝夕の2回あげると良いでしょう。エサはなるべく浮上性の高いものを選びましょう。メダカ達は水面に浮いてたり、沈んでいく途中のエサには興味を示しますがそこに沈んだものについては一気に興味を失います。この食べ残しが多いと水質悪化につながるため浮上性は大切です。100均のエサはコスパはいいのですがここが難点です…。そんな時は!!指で細かくすりつぶすと浮上性が上がりますよ!

〇もし病気(かな?)になったら・・・

メチレンブルーやアグテン、グリーンFゴールドなどの魚病薬を使う前に、まずは隔離して0.2%くらいの塩浴がオススメです。精製塩ではなくミネラルが含まれている塩だと◎です。詳しくは症状別にネットで検索してもらうか、塾長に相談してもらっても大丈夫です。



~繁殖させたい場合~

4月頃、最高水温が20℃を越えてくるようになり、1日の日照時間が12時間を超えてくるとめだかは産卵行動を始めます。

5月あたりからは本格的なめだかシーズンです。たくさんの卵を産んでくれる季節です。ここで注意しないといけないことは「親めだかが子供を食ってしまう」という事です。なので卵の段階から親とは別にしなければなりません。順を追って説明しましょう!


1,めだかを成魚まで育てる!

大体2.5センチくらいから卵をつけ始めますよ!

2,産卵床を作る。

セリアに売っている「めだかの産卵床」と「産卵床のうきわ」を一つずつ買ってきましょう。

3、親めだかの選別

ミックスで買ってきた子たち同士でも元気な子は産まれますが「このメダカを増やしたい!」というのがあるなら親はしっかり選別しましょう!オス1匹メス2匹、オス2匹メス3匹のようにメスを少し多めにすると多くの受精卵が取れやすいですよ!親だけの水槽(親1匹につき3リットルくらいが〇)を用意したらそこのさきほどの産卵床1~2個入れておきましょう。

4,2~3日経ったら・・・

エサは朝晩2回はあげましょう。朝に生まれた卵は午後3時くらいまでには産み付けが終わります。産卵床を見てみましょう。たまごがどっさりついていれば子供用水槽を作ってそこに入れましょう!水面面積が広く取れる容器ほどめだかは元気に成長するのでおすすめです。カルキ抜きは必要ありません。むしろあった方が水カビが生えてダメになるのを少し予防できます。あ!次の産卵床も入れておいてくださいね!

5,孵化まで見守る!

卵は春秋なら10~12日くらい、夏なら7~9日くらいで孵化します。この間に親めだか達の水槽の水を交換するときに出た古水をバケツにでも取っておいて日なたに置いておき「グリーンウォーター」を作っておきましょう。生まれためだか達のご飯になります。

6、卵はグリーンウォーターで孵化させたい!

できれば針子(生まれたばかりのめだかのこと)が勝手に育っていきますよ!稚魚用の粉エサを与えてもいいですが、その方法は少し手間ですからね。

7,水換えは1.5センチこえてから

よほど水が悪くなったり、病気が流行ったりしなければ水換えは必要ありません。1.5センチはだいたいぱっと見で魚の形になってきたなって感じるくらいです。そのくらいからは親と同じようなエサを与えていきましょう。